銀座HINA矯正歯科


歯ぎしりは虫歯の原因にも!歯並びとの関係や治療について

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LIFE 2015/11/16

「歯ぎしり」の原因は、歯並びの悪さなのか?
矯正器具と「歯ぎしり」関係。
「歯ぎしり」。自覚のある人はどれだけいるのでしょうか?歯科医師は、患者様の口を拝見すれば「歯ぎしり」をしているか否かすぐにわかります。奥歯の磨り減りが激しい。歯のヒビ(マイクロクラック)がある。上顎、下顎の歯茎に骨の隆起がある。犬歯が磨り減っている…等々。

■かみ合わせが悪いのは、理由ではない?

「歯ぎしり」の理由として「かみ合わせの悪さ」がよく挙げられますが、実は、確固たる証拠がある説ではありません。むしろ「歯ぎしり」が原因で、不自然なかみ合わせになったとも考えられます。

■「歯ぎしり」が虫歯の原因に?

「歯ぎしり」によって、歯はひび割れ(クラック)をおこすことがあります。細かいひび割れは、歯ブラシが届きにくく菌の温床になり、虫歯の原因になります。また、歯の表面が削れすぎて象牙質がむき出しになれば、歯の表面のガードする力が弱いので、やはり虫歯になりやすくなります。

■矯正中の「歯ぎしり」は、大丈夫なのか?

矯正治療で装置をつけることで、咬み合わせの変化や歯が連結されることでの疑似的なマウスピース効果が生まれることがあります。したがって、よほど歯や顎関節にダメージがないかぎり、矯正治療中にマウスピースを使うことはありません。治療によるストレスで歯ぎしりが出る方もいますが、一時的なため様子を見ます。 どうしても「歯ぎしり」により痛みのひどい方が矯正する場合は、「ナイトガード」という専用の樹脂製マウスピースがあります。歯を覆うことによって歯や顎関節への負担を減らします。

■歯ぎしりの治療

「歯ぎしり」を完全に無くすことは、非常に難しいとされています。ストレスに起因することころも多く、精神的な治療を必要とする可能性もあります。だだ、症状を軽くする方法として、上記のようなマウスピースで顎や歯、筋肉にかかる負担を軽減するスプリント療法。薬により筋肉を弛緩させて、余計な力を抑える薬物療法。そして、咬み合わせを矯正し「歯ぎしり」の負荷を軽減させる方法などがあります。

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