人相学は的中しない?歯並びと歯の大きさについて
人相学の起源は古く、紀元前から東洋西洋限らず広く研究されています。それだけ歴史があるものですから、信頼と実績があるということでしょうか。でも、さすがに顔のパーツ一つで性格やら性癖、運勢まで決められてしまっては、敵わない気がします。「鼻の穴の大きな人は浪費家である」なんて記述を見てしまうと、つい知人の顔を思い浮かべたりして、そうかなぁ…と首を傾げたくなります。
ただ、顔の印象というものがコミュニケーションに影響するのは納得できます。面接での合否は一秒で決まるなんて格言があるほど。身だしなみや雰囲気はとても重要なものですね。顔色の良い・悪いから始まり、唇が血色の良い人、瞳が澄んでいる人なんて、やはり良い印象を持ちます。
人相学では歯は全体的に小さ目のほうが良いようです。さらに、その中で比率として門歯(もんし)が大きい人はお金がたまりやすいなど吉運のよう。門歯とは上前歯のことで、この門歯が大きいのがコンプレックスで「ビーバ―のようでイヤ!」「出っ歯に見えるから小さくしたい…」など矯正を考える方も多いと思います。
最近、前歯の大きい子供が増えた気がすると聞きますが、歯の大きさに対して顎が小さくなっているのが原因のひとつです。生え揃ったとき前歯がひときわ大きく感じるのは、両サイドの歯が最初に生えた前歯にスペースをとられて、後退して生えている可能性があります。矯正することで、整列されバランスがよくなり、気にならないように整えることができます。
多少大きくても小動物のようで愛らしく、チャームポイントになる女子力が高い歯ともいえます。ただ、コンプレックスだと塞ぎ込むのではなく、自ら個性として輝かせることができる可能性があることも忘れてはいけないですね。
縄文人と弥生人を比べると、今の日本人の原型になった弥生人の方が歯は大き目だそう。歯が大きいのは幼児の時に栄養がいきわたっていた証拠でもあります。なるほど、前歯が大きいと福運が強いという人相学の教えはここにあるのでしょうか?親からもらったせっかくの前歯。あまり悲観せず、気軽に矯正歯科医にご相談ください。
いかがでしたでしょうか?少しでも前歯の並び方が気になるようであれば裏側矯正を検討してみてはいかがでしょうか
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