綺麗な歯並びで笑顔美人になりませんか? 美しく得をする
歯には機能的な働きだけでなく、美を構成する大事な役割があります。「明眸皓歯(めいぼうこうし)」という言葉があります。目が輝き、歯が白く、歯並びが整っている人を“美人”とする日本の代表的な褒め言葉です。
そこで、綺麗な歯並びで美しく得をすることについて、まとめました。
人間には、上下28本の歯(親しらず含めず※近年では無い人が1~2割いる)があるといわれています。
まずは、その歯がどれほど大切か見ていきましょう。
・食べる
前歯で食べ物を噛み切り、奥歯ですり潰し、上下の歯がうまく噛み合って飲み込むことができます。歯が並んでいることではじめてできる、複雑な動作です。
野生動物は、歯が抜け落ちると食べ物が得られず、餓死します。歯は、生命維持に大きく関わっています。
・発音を助ける
いろいろな音声を出せるのは、歯が影響しています。歯がない人、歯並びが悪い人の発音は、息が漏れ不明瞭。歯のないお年寄りをイメージすると、容易に想像がつきます。
・美しさへの影響
綺麗に並んだ歯が、顔や印象を左右する大きなポイント。ボコボコとした歯並びは不快感を与えることがあります。また、歯がない、歯並びが悪く咬み合わせがずれていると、あごの位置ずれや顔の曲がりの原因にもなります。
アメリカでは、管理職になるためには、スリムな体形と綺麗な歯並びで他人に好印象を与える容姿が必須条件です。
そのため、大人の歯科矯正が定着している社会です。
では、日本ではどうでしょうか。
日本の化粧品会社が販売する化粧品は世界トップレベルの高い品質だといわれ、訪日観光客のお土産としても高い人気を誇っています。
しかしながら、海外の人が日本人女性を表現する言い回しの一つに、「歯並びが悪く、濃い化粧」というものがあります。
高品質の化粧品でいかに綺麗にメイクアップしても、“土台”が肝心です。
メイク効果を発揮させるためには、綺麗な歯と歯並びが必須条件。
「肌の白さは七難隠す」と同じように、
“綺麗な歯並びの笑顔美人”に勝る化粧品なしといえるかもしれません。
歯列矯正後には、歯並びの美しさを手に入れることや、聞き取りやすい発声ができるようになるだけでなく、口腔内や体にも良いことばかりです。
代表的なメリットを見ていきましょう。
■口元のコンプレックスがなくなる
人と話す時に口元が気になり、手で隠していませんか。外見を気にするあまり、消極的になりコンプレックスを感じることがありますが、矯正歯科治療後、性格をプラスに変える人が多くいます。自然な美しい笑顔は温かみを与えます。
■歯のトラブルを低減
歯並びが悪いと、歯の汚れを落とすだ液の流れが悪くなるため、虫歯や歯肉炎になりやすいといわれています。歯列矯正後は、だ液の流れが自然になり、歯磨きがしやすくなるので口腔内のトラブル予防や口臭の改善にも期待できます。
■消化器官への負担を減らす
悪い歯並び(不正咬合)が解消されると、十分に咀嚼(そしゃく)ができます。きちんとした咬合で胃や腸などの負担を減らせます。
また、噛み応えや歯ざわりを味わって食べる楽しみが増えます。
結婚を控え、ブライダル用に着物やドレスを着て、綺麗にメイクをして写真撮影をする予定がある女性がいらっしゃると思いますが、あるプロカメラマンから、まず主役であるあなたのどこを見るか?という話を耳にしたことがあります。
実は衣装ではなく、歯並びを最初に見ているそうです。
綺麗な歯並びの新婦さんには、「にっこりと笑顔で」、歯並びがボコボコやデコボコしていると、「お口を閉じて、口角を上げて」と撮ります。
ブライダルエステも大事ですが、美しさの秘訣は歯並びが重要です。
お悩みは歯列矯正の専門歯科医にご相談ください。