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「子どもの歯健康、定期検診が鍵」全国10,000の歯科医院を対象に実施した「子どもに受けさせるべき歯科施術調査」データ

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LIFE 2024/01/15

株式会社スマートチェックアウトが全国10,000の歯科医院を対象に実施した「子どもに受けさせるべき歯科施術調査」で、定期的な歯科検診とメンテナンスが最も重要という結果が出ました。この調査は、日本における生涯寿命と健康寿命の乖離に着目し、子ども時代からの適切な歯のケアが将来の健康に与える影響を明らかにすることを目的としています。

 

調査結果によると、83.7%の回答者が定期検診とメンテナンスを最も推奨。これに続き、ブラッシング指導が62.8%で2位にランクインしました。フッ素塗布は60.5%で3位、シーラントと小児矯正が同率で4位(32.6%)となりました。

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シーラントは、奥歯の溝を封鎖して虫歯予防を図る施術で、4年以上で約60%の予防効果が認められています。小児矯正は、6歳から12歳までの間に行われることが多く、歯並びと顎の不調和を改善する効果があります。フッ素塗布は、虫歯菌の酸の生成を抑制し、強い歯質を形成するために有効です。

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歯科医師からは、「歯科検診は子供の病院慣れにも有効」「小児期からの通院習慣が大人になってからの意識に影響する」といったコメントが寄せられました。また、食生活における砂糖の取り方に注意を促す声もあり、栄養管理の重要性も浮き彫りになりました。

 

この調査結果は、子どもの歯の健康を守るためには、親が予防の意識と習慣を導くことが重要であることを示しています。日本では定期的な歯科メンテナンスの受診率が低く、多くの高齢者が歯を失っている実態があります。子どもたちが将来にわたって健康な歯を保つために、保護者の役割が非常に大きいことが改めて強調された形となりました。

 

【調査概要】
調査名:子どもが受けるべき歯科施術に関するアンケート調査
調査期間:12月26日〜1月4日
調査機関:自社調査(株式会社スマートチェックアウト)
調査対象:全国10000歯科医院
有効回答数:n=86
調査方法:インターネット調査

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