銀座HINA矯正歯科


矯正中の必須アイテム・デンタルウォッシュと液体歯磨きの違いとは?

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LIFE 2017/02/21

「口臭も防げるし殺菌力も強いと聞くので、最近、デンタルウォッシュで歯を磨くようにしています!」と、矯正治療をはじめたばかりの患者さんに言われました。

 

確かにデンタルウォシュは念入りなオーラルケアが必要な矯正治療中には必須アイテムといえます。

 

デンタルウォッシュの種類について

でも、ちょっと待って下さい。デンタルウォッシュは“液体歯磨き”ではありません。一般的に、皆さんがデンタルウォッシュと呼ぶものは『洗口液』といわれるもので、マウスウォッシュやデンタルリンスとも呼ばれ“うがい薬”にちかいものです。

 

実は、『洗口液』が歯磨き粉代わりになると勘違いしている方は多くいるようです。まずは購入時に、成分表を見てみてください。成分表には『洗口液』か『液体歯磨き』のどちらであるかが記載されていると思います。

洗口液とは?

洗口液は、歯磨きの仕上げとして利用していただくものです。歯磨きの後に、洗口液で口をすすいで口臭を抑えるなどの、口内浄化効果が期待できます。矯正治療中は、より口内を清潔に保つ必要がありますから、ぜひ活用してみてください。

 

液体歯磨きとは?

液体歯磨きは、基本的に“歯磨き粉”と同じ使い方になります。液体歯磨きで口内をすすいだ後に歯ブラシでブラッシングをします。研磨剤が含まれているものが少ないので“練り歯磨き粉”と比べて、表面にキズをつけないで磨くことができる利点があります。

 

ただ、液体歯磨きのみを使用し続けていると、タバコのヤニやコーヒー、ワインなどによる歯の着色が目立つようになることがあります。歯の着色が気になる場合は、研磨剤を含む“練り歯磨き粉”を併用するか、歯科で定期的にホワイトニングを受けるのが良いと思います。

 

洗口液でうがいしただけではプラークは落ちない

また、虫歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)は、歯ブラシで磨かなければ落とすことができません。液体歯磨きで洗浄したからといって安心せずに、きちんと磨くことが大切です。あくまで『洗口液』も『液体歯磨き』も、毎日の歯磨きやお手入のプラスαです。上手に活用できるといいですね。

 

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