銀座HINA矯正歯科

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おいしさの秘密2014/01/14

 年末実家の仙台に帰ってきました。
仙台は東京にくらべ北にあるだけ、気温は低く、風が吹いたりしたら耳がちぎれるのではないかと思うくらいでした。

仙台と言えば、戦国時代の末期に頭角を現した東北の名将「独眼竜・伊達正宗」、地元民はあまり食べないし、気にもとめない気仙沼の「フカヒレ」、8月になるとアーケード内に大きな飾りや短冊がつり下げられる東北三大祭りの1つ「七夕祭り」、そしてアメリカの狂牛病問題で一度絶滅の危機にあった名物「牛タン」です。
今回もフラッと牛タン屋さんに寄って、その美味しさを再確認してきました。
仙台の牛タンは肉厚で柔らかい部分のみを使用した贅沢な品が多くあり、仙台に立ち寄る際には是非食べてみられるといいと思います。

ところで牛の舌はどうして美味しいのでしょうか?馬ではどうなのでしょう?
今年は「うま年」なだけに気になってしまいます。
他の動物の中にも、舌が美味く、食されてもいいはずなのになぜでしょうか?

答えのヒントは歯にあるみたいです。
馬は比較的短い草を好み、そのため上下の前歯が短い草を噛み切りやすいように並んでいます。
一方牛は長めの草を好みます。なんと牛には上の前歯がありません。その代わり、固い板状の歯ぐきがあり、そこと下の前歯で食事します。また、それだけでは十分に食べられないため、舌をよく動かし、草を絡めて食しているようです。そのため、舌の筋肉が発達し、その分他の動物よりも美味しくなるみたいです。
前歯が無いことにちょっとびっくりですが、あまり動いている実物の牛の舌のことを想像しすぎると、気持ち悪くなって今後の食事に差し支えが出てくるので、単純に考えて次回の牛タンを楽しみにしようと思います。

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