皆さん体調管理はしっかりできていますか?
めっきり寒くなり、周囲を見渡しても風邪を引いている人をよく見かけますよね?
いったん風邪を引くと熱で頭はボーとしてくるわ、咳で喉が痛くなったりと大変不快な思いをします。
その風邪のもうひとつの主症状と言えば『鼻づまり』があります。
単に鼻づまりと言ってもなかなかの厄介者。寝返りするたびに鼻の通りが変化する片側性のものと、窒息させる気か!と思わせる両側性のものの二通りがあります。
いったい鼻のどの部分に停滞してこんな不快な思いをさせているのかと思わせるくらい不快な『鼻づまり』。
あなどるなかれ、記憶や学習能力にも影響していると聞いたら驚きますよね。
ネズミによる動物実験で、1グループは片方の鼻を塞いだ集団、2グループは正常な鼻呼吸をする集団で分け、はじめに迷路を記憶させる学習訓練後、その迷路を一斉にスタートしてゴールまでの所用時間を計ります。
すると・・・、片方の鼻を塞いだグループの方が優位に時間がかかったという結果がでました。
要するに、鼻づまりがあるなしによって、記憶・学習能力に影響を与えるという結果でした。
これまで、長期的な口呼吸が骨の形態や口の周囲の筋肉、咬み合わせに影響していることは分かっていましたが、記憶や学習能力にも影響を与えているとはびっくりですよね。
これは軽視できない事実です。
なんとしてでも鼻づまりを改善しないと、頭の悪いヤツと思われかねません。
そこで、鼻炎の方に救済策です。
鼻づまり解消法を検索してみました。
ひとつはツボ押し。
何といっても鼻づまりには迎香(げいこう)のツボが良いらしく、一番効果的みたいです。
迎香は、鼻のすぐわきにあるツボで、鼻翼のわき、少しへこんだところが、迎香のツボです。このツボに指先を押し付け、回転するようにマッサージしてください。
しばらく続けると、鼻の通りがよくなってくるみたいです。
次にネギのつき汁。
ネギのエキス(揮発油)は昔からの鼻づまり解消法です。
ネギを叩いてエキスを出します。
その汁を浸したコットンやガーゼを鼻に詰めます。
コットンをあまり奥まで詰めないよう気をつけてくださいね。
逆に呼吸を停止させます・・・。
そして蓮根(レンコン)の絞り汁。
蓮根には皮膚の粘膜を収縮させる作用と炎症を抑える作用があります。
寝る前に絞り汁を2〜3滴鼻づまりの部分に塗ると効果的です。
以上のように、鼻づまりに対する処置は色々あるようです。
ただ、ここまで話をしてなんですが、まだ動物実験の段階ですので、あまり深刻になりすぎないようにご注意下さい。
鼻づまりは正常な発育や生活においてマイナスになるとだけ覚えておいてください。
それを理由に友人との約束忘れをとぼけるくらいはありじゃないでしょうか?