銀座HINA矯正歯科


役作りのために、歯を抜いてしまった俳優・女優達

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LIFE 2015/09/10

役になりきるために、歯を抜いてしまう俳優さんや女優さんがいます。見上げた役者魂!と感心するばかりですが、歯科医師としては、後のことを考えるとご相談されても困ってしまいます。

国内外問わず、けっこうな俳優さん達が役のために歯を抜いています。大半は歯がないことで実年齢よりも老け役か、戦争や暴力といった殺伐とした世界を演じるため歯を抜いてしまうようです。つまり、それだけ歯や顎の形は生活に影響し、風貌を変える手段として有効だということでしょう。

 

北村一輝さん『JOKER 厄病神』(1998年)

裏社会で麻薬を売るチンピラ役を演じるため前歯を6本以上抜歯。他数本は削るなどし、薬によって「歯が溶けてしまった」イメージに仕上げたそうです。現在は差し歯だそうです。

三国連太郎さん『異母兄弟』(1957年)

夫婦役の田中絹代さんと実年齢が14歳離れており、夫婦に見えないため上下の歯を10本抜歯。歯を抜いてからは、毎回役にあった入れ歯を作って撮影に臨んでいたそうです。

北林谷栄さん「キクとイサム」(1959年)

48歳で80歳くらいの祖母役を演じるため歯を抜いています。その演技でブルーリボン賞を受賞。老け役女優として評価が高く「となりのトトロ」のお婆ちゃん役なども有名ですよね。

松田優作さん「野獣死すべし」(1980年)

役作りのために10kg以上減量し、頬がこけて見える様にと上下4本の奥歯を抜いたそうです。撮影所に現れた松田の痩せ細った姿に監督の村川透が激怒し、松田と激しい口論を始めたという逸話も残されています。

松本スミ子さん「楢山節考」(1983年)

当時実年齢の30歳も上回る70代の老女を演じるため、前歯を短く削り、歯が抜けたように演出したそうです。その甲斐あってか演技も高く評価され、『楢山節考』は第36回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞しています。その後はインプラントをされているようです。

ロバート・デ・ニーロさん「ケープ・フィアー」(1991年)

5千ドルかけて歯を矯正。頬がげっそりとこけ目がギラギラとした復讐心鬼を演じています。さらに、撮影後には2万ドルをかけ矯正しなおし世間を驚かせました。

ニコラス・ケイジさん「バーディ」(1984年)

傷ついたベトナム帰還兵を演じるために、顔中に包帯を巻いたまま生活。戦争で傷ついた人の痛みを実感するため麻酔なしで前歯二本を抜いて撮影に挑んだそうです。

ブラッド・ピットさん「ファイト・クラブ」(1999年)

暴力の世界に生きる男の役で、前歯を抜いて撮影に臨んでいます。さらに最近では、同氏が制作・主演した戦争映画「フューリー」(2014)において、シャイア・ラブーフさんが、兵士になりきるため顔にナイフで傷つけ、やはり前歯を抜いています。

名演技の裏に、矯正歯科医?

大切な歯を抜いてまで役を演じきった俳優さん達。どれも後の評価が高い名作ばかりです。ときには、「歯がないと、役者はどれだけ顔がちがうのか?」なんて視点で映画を選んで観るのも面白いかもしれませんね。

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